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ミステリー作家・彩坂美月BOOK紹介

20200923-books表紙

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ミステリー作家・彩坂美月BOOK紹介

山形県生れ。早稲田大学第二文学部卒業。
『未成年儀式』で富士見ヤングミステリー大賞に準入選。
2009年にデビュー(文庫化にあたり『少女は夏に閉ざされる』に改題)。
鮮やかな青春とそこにひそむ闇を描く今注目の作家さんです。

最新作『向日葵を手折る』彩坂美月/実業之日本社

!!ネタバレ注意!!

小さな集落に伝わる”向日葵男”の噂と、少年少女の成長を描いた物語。
小学6年生の高橋みのりは父が亡くなった事をきっかけに東京を離れ、母の実家がある山形県の小さな集落に引っ越して来た。
「ここは、閉ざされた王国みたいだ。」
集落の誰もが顔見知り。
安心感と閉塞感を同時に感じていたみのりが、ここで過ごす初めての夏。
夏祭りに行われる向日葵流しは今年も行われることになった。
それは、向日葵花を灯篭に乗せて流す事で子供の健やかな成長を願う行事。
しかし、この2日前に事件が起きる。
植えられていた向日葵はすべて花が切り落とされていた。
唖然としていたみのりに友達がつぶやく。
「向日葵男がやったんだよ」
「向日葵男はね、子供を殺す、怪物なの」
子供たちに広まる”向日葵男”の噂。
子供の少ない集落の中でみのりは、2人の男の子に出会う。
勝ち気で暴力もいとわない隼人と、大人びた印象の穏やかな怜。
中学生になったある日、怜の家に行ったみのりは、残酷な光景を目にする。
庭が荒らされていたのだ。
一体誰がこんな事を・・・。
噂が噂を呼ぶ”向日葵男”の存在。
繰り返される不可解な事件の裏には閉じられた集落の中での、ねじれた感情と人間関係があった。
そして、何かを決意したように隼人はみのりに告げる。
「行こう」「向日葵男を、見つけに」

『ひぐらしふる』彩坂美月/幻冬舎文庫

!!ネタバレ注意!!

公衆の面前で突如として姿を消した親子連れ。
山のてっぺんでUFOに連れ去られた幼馴染。
実家に帰省した有馬千夏の身の回りで起こった不可思議な事件は、果たして怪現象なのか、故意の犯罪なのか。
そして、彼女の前にたびたび現れる”自分そっくりの幻”の正体とは。
予測不能、二重三重のどんでん返しが待ち受ける、ひと夏の青春ミステリー。

『僕らの世界が終わる頃』彩坂美月/新潮文庫nex

!!ネタバレ注意!!

不登校になって早1年、14歳の工藤渉は暇を持て余し、軽い気持ちで小説を書き始める。
物語を作るのは想像以上に難しく、だが驚くほど楽しかった。
初めての小説『ルール・オブ・ルール』をネット上で公開すると、予想外の反響が。
けれどその途端、渉の身辺で怪事が続く。
脅迫メール、不審な電話、そして作中の場面に酷似した殺人未遂事件。
現実と物語が交錯する高次元ミステリー。

『夏の王国で目覚めない』彩坂美月/ハヤカワ文庫JA

!!ネタバレ注意!!

再婚の父に新しい母と弟。
私だけが家族になりきれてない・・・。
高校生の美咲は寂しさを埋めるため正体不明の作家・三島加深の小説に熱中していた。
ある日、加深関連のサイトで”ジョーカー”という人物に「ミステリツアーに参加して謎を解けば加深の未発表作を贈る」と誘われる。
家を出て三日間のツアーに飛び込む美咲だが―参加者の消失、死体、さらに…これは少女が経験した、二度と来ないひと夏のクローズドサークル。

まとめ

彩坂美月さんのミステリー作品は、今の少年少女らの心理みたいなものがズシっと刺さる感じがする。

 

先日紹介した、『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』 『楽園とは探偵の不在なり』の2作品の他、

2020年の第163回『芥川賞』『直木賞』受賞作品をご紹介/
妄想的な世界を描く作家「森見登美彦」作品・最新作をご紹介/
8月『Book ランキング』/もいくつかありますので、参考までに♪

 

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