2021年5月の『Book ランキング』TOP10をご紹介
ブックファースト自由が丘店 文芸書ランキングTOP10
(4月26日～5月2日)
!!ネタバレ注意!!
第10位『整える習慣』小林弘幸／日経BP
コロナ禍で､知らず識らずのうちに心と体にダメージをおっている人が多い今､ちょっとした日々の積み重ねで心と体がおもいのほかラクになる108の方法を公開｡例えば､苦手な相手から電話がかかって来た時､実はこの瞬間あなたの自律神経は乱れコンディションが崩れ始めているそう｡
そこで､一旦無視して心を落ち着かせてからかけ直す方がいいとの事｡
ちょっとの習慣で心のコンディションを整えてみては??
!!ネタバレ注意!!
第9位『スマホ脳』アンデシュ･ハンセン（著）久山葉子（訳）／新潮社
睡眠障害､鬱､記憶力や集中力､学力の低下､依存など､スマホが人間の脳に与える悪影響を､スウェーデンで注目されるメンタルヘルスのインフルエンサーが､人間の脳の進化の歴史と最新の脳科学の研究成果を基に､冷静に､ときにユーモアをまじえながらエビデンスを示して科学的に解説している｡
最新の研究結果があぶり出す恐るべき真実。
教育大国スウェーデンを震撼させ､社会現象となったベストセラーが日本上陸!!
!!ネタバレ注意!!
第8位『実力も運のうち』マイケル･サンデル（著） 鬼澤 忍（訳）／早川書房
努力と才能で人は誰でも成功できる「能力主義（メリトクラシー）」の夢は残酷な自己責任論と表裏一体である｡
ハーバード大学の学生の三分の二は、所得規模で上位五分の一にあたる家庭の出身｡
にもかかわらず､自分が入学できたのは努力と勤勉のおかげだと言う｡
人種や性別､出身によらず能力の高い者が成功を手にできる「平等」な世界を私たちは理想としてきた。
しかし今､こうしたエリートを傲慢にし､「勝者」と「敗者」の間に未曽有（みぞう）の分断をもたらしている。
この新たな階級社会を､真に正義にかなう共同体へと変えることはできるのか。
この難題に解決策はあるのか?
超人気ハーバード大学哲学教授が能力主義の闇を暴く。
!!ネタバレ注意!!
第7位『生贄探し 暴走する脳』中野信子 ヤマザキマリ／講談社
Go Toトラベルも､社会全体の経済をよくするためが､「あの人だけ､いい思いをするなんて許せない!」とモヤっとした人は少なくありませんでした｡
そんな負の感情が連鎖しやすい傾向こそ､日本人の脳の特徴だったのです｡一方､「日本人は親切だ」「日本人は礼儀正しい」「日本人は真面目だ」「日本人は協調性がある」
こうした日本人への褒め言葉をよく耳にしますが､実は､日本人はよその国の人よりいじわるな行動をすると判明｡自分が損をしてでも相手に得させない行為をする日本人。
パンデミックでは､コロナ禍で奮闘する医療者までも生贄探しの対象になりました｡
むき出しになった正義中毒に誰もが「他人の目が怖くて」と自粛。
巣ごもりで毒親に悩むケースも目立ちました。
自他ともに生きにくさを増すこの時代､脳科学者の中野信子さんと､時代も国も越えた体験を描く漫画家･随筆家のヤマザキマリさんが鋭く分析。
パンデミックの経験を無駄にせず､心豊かに生きる方法が得られます｡
!!ネタバレ注意!!
第6位『推し、燃ゆ』宇佐見りん／河出書房新社
2021年の第164回『芥川賞』『直木賞』受賞作品をご紹介
!!ネタバレ注意!!
第5位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 15』廣嶋玲子・jyajya／偕成社
今､小学生を中心に大ブームとなっている､児童小説シリーズの15巻｡「銭天堂」の女主人･紅子が､悩める客に願いを叶える不思議な駄菓子を売ると言う1話完結の連作物語｡
最新作では､ある人物が紅子になりすまし困っている人を更に困らせる駄菓子を配って､銭天堂の悪いウワサを広げようとする｡
果たして､その目的とは??
!!ネタバレ注意!!
第4位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ／中央公論新社
自分の人生を家族に搾取され､虐げられ生きてきた孤独な女性･貴瑚と､母親に虐待を受け「ムシ」と呼ばれた少年｡
2人が寄り添いながら未来への一歩を踏み出す感動作｡
「わたしは､あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
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第3位『白鳥とコウモリ』東野圭吾／幻冬舎
2021年3～4月に発売された 話題の新作ミステリー小説5作品をご紹介
!!ネタバレ注意!!
第2位『小説8050』林真理子／新潮社
従順な妻と優秀な娘に恵まれ､完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密があった｡
有名中学に合格し､医師を目指していたはずの彼の長男･翔太は､7年間も自宅に引きこもっていたのだ｡
夜中に家中を徘徊する黒い影。
娘が相手家族に結婚を反対されたことから正樹は息子と向き合う決意をするが…。
圧倒的なリアリティで､日常の隣にある絶望と再生を描いた物語｡
!!ネタバレ注意!!
第1位『世界一やさしい 超勉強法101』原マサヒコ／飛鳥新社
ハーバード大学教授､脳科学者､現役東大生など､勉強の達人たちによる勉強法の中からすぐに結果が出る101の方法をセレクト｡
例えば勉強は､あえて「キリの悪いところ」で終わらせる｡
強制的に時間で区切り､時間が来たら「終わってなくても」やめる｡
そうする事で､モヤモヤして､もっとやりたいと言う気持ちを引き出せるなど…｡
『アラフィフの奮闘記』『猫との暮らし』『本、映画、音楽etc…』『サイト作成に必要なお勉強』
