2021年2月5、11日から公開した邦画3作品をご紹介
『樹海村』2021年2月5日(金)公開中
実在の心霊スポットをモチーフにした『犬鳴村』に続く「恐怖の村」シリーズ第2弾。
自殺の名所など、さまざまな都市伝説が飛び交う富士の樹海を舞台に、あまりに強力な呪いゆえ封印された奇妙な箱をめぐる恐怖を描く。
ホラー界の巨匠・清水崇監督が、断ち切れない呪いがもたらす狂気と混沌の世界へ観客を引きずり込む!!
山田杏奈、山口まゆが主演を務め、神尾楓珠のほか、安達祐実、原日出子、國村隼などが共演する。
樹海に封印された呪いの箱が、今解き放たれる!!
!!ネタバレ注意!!
この森の奥深くには何者かが暮らす村があった。
そして、封印されし凶悪な呪いの箱、”コトリバコ”。
逃げても逃げ切れない恐怖が、この姉妹・姉、天沢響(山田杏奈)妹、天沢鳴(山口まゆ)に襲いかかる。
出口など無い。
禍々(まがまが)しき謎を解け!!
『ファーストラヴ』2021年2月11日(木)公開中
原作は、第159回直木賞受賞ベストセラーサスペンス、累計発行部数41万部を突破している、島本理生の同名小説。
主演に北川景子をむかえ、監督を『TRICK』シリーズや『望み』『明日の記憶』などの堤幸彦、脚本を『彼女がその名を知らない鳥たち』などの浅野妙子が担当。
その他、窪塚洋介、中村倫也、芳根京子、板尾創路、木村佳乃、高岡早紀、清原翔さんと豪華キャストが出演している。
“愛の記憶”に隠された衝撃サスペンス。
!!ネタバレ注意!!
環菜のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理師の真壁由紀(北川景子)は、夫・我聞(窪塚洋介)の弟で弁護士の庵野迦葉(中村倫也)と共に彼女の本当の動機を探るため、面会や手紙のやり取りを重ね、環菜の周囲の人々を取材していく。二転三転する供述に翻弄され真実が歪められる中で、環菜に由紀自身の過去を重ね合わせ、やがて、心の奥底にしまっていた記憶と向き合うことになっていくが・・・。
『すばらしき世界』2021年2月11日(木)公開中
『ディア・ドクター』『ゆれる』『永い言い訳』などの西川美和が脚本と監督を手掛け、直木賞作家・佐木隆三の小説「身分帳」を原案に実在する人物をモデルに「社会」と「人間」の今をえぐる問題作。
原案の舞台を約35年後の現代に設定し、13年の刑期を終えた元殺人犯の出所後の日々を描く。
『孤狼の血』などの役所広司が主演を務め、テレビディレクターを『静かな雨』などの仲野太賀、テレビプロデューサーを『MOTHER マザー』などの長澤まさみが演じている。
その他、六角精児、北村有起哉、白竜、キムラ緑子、安田成美、梶芽衣子、橋爪功など出演している。
人生の大半を刑務所で過ごしてきた男の再出発を描いた物語。
!!ネタバレ注意!!
人生の大半を刑務所で過ごして来た、三上正夫(役所広司)は元殺人犯。
身元引受人の弁護士・庄司(橋爪功)とその妻・敦子(梶芽衣子)の元、今度こそ更生し人生をやり直そうとするが、一度レールを踏み外した三上に世間は冷たかった。
その頃、テレビの制作会社を辞めたばかりで小説家を志す青年・津乃田(仲野太賀)の元に、やり手のテレビプロデューサー・吉澤(長澤まさみ)から仕事の依頼が届いていた。
取材対象は三上。
吉澤は前科者の三上が心を入れ替えて社会に復帰し、生き別れた母親と涙ながらに再会するというストーリーを思い描き、感動のドキュメンタリー番組に仕立てたいと考えていた。
生活が苦しい津乃田はその依頼を請け負う。
しかし、この取材には大きな問題があった‥。
三上はまぎれもない”元殺人犯”なのだ。
津乃田は表紙に”身分帳”と書かれたノートに目を通した。
“身分帳”とは、刑務所の受刑者の経歴を事細かに記した個人台帳のようなもの。
三上が自分の”身分帳”を書き写したそのノートには、彼の生い立ちや犯罪歴などが几帳面な文字でびっしりと綴られていた。
取材に乗り気でない津乃田だったが、真っ直ぐなくらい優しく困っている人を放っておけない三上の人間性に惹かれていく。
しかしある日、チンピラに絡まれてたサラリーマンを助けた三上の姿に津乃田は恐怖を覚えた。
人生のレールを踏み外しながらも、正義感を持ち真っ当に生きる為悪戦苦闘する三上。
三上の生き様が人間の愛おしさや痛々しさ、社会の光と闇をあぶり出していく問題作。
この世界は生きづらく、あたたかい・・・。
まとめ
2021年1月から公開中の『名も無き世界のエンドロール』『さんかく窓の外側は夜』『おとなの事情 スマホをのぞいたら』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『花束みたいな恋をした』も紹介してますので、よろしかったら参考までに♪
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